OTONA NO NAMIDA千秋楽

あややが自らケーキに顔を突っ込んだ。その2〜3分前、あややがロウソクを抜いて端のほうに差す。まいちゃんが「何してるの?」と素で聞いていた。「いや、もうこうしなきゃいけない空気だから」とうれしそうにカウントダウンを促す。「3・2・1!」と同時に顔を突っ込んだ。思わず「スゴイ!」と言ってしまった。「もうアンコールだからいいんだ!」だって。自分の中から白サイリウムなんてのはどこかへ消えていた。ケーキだらけになった顔をタオルで拭くが全部拭ききれてないところが彼女のテンションの高さを物語っていたと思う。

あと里田まいちゃんがアンコールMCで「観客とアーティストが作り上げるコンサートをしたのはカントリーに入って約5年経ちますが、はじめてかもしれない。」と言った。今回のツアーはカントリー娘。が一番はじけていたと思う。というのは今まで決められた枠で決められた演出、少ない曲。とマニュアル通りのことがカントリー娘。のなかで当たり前になっていたかもしれない。だがカントリーは娘。コンから離れ、なっちコンで自由になりあやコンで動き回ることができた。それが「トロ恋」で表れてた。まったく振りを無視した動き。あややも何度も圧倒される場面があった。千秋楽で言えばあさみが「デフディバ」ですごい声が出てた。ってか音階無視で思い切り声を張り上げてた。あまり自己主張しないあーさがここまでやるのだから自由な空間だったんだろうな。こんなカントリー娘。を観れてよかった。軽井沢楽しみにしております。